さとき者の知恵は自分の道をわきまえることにあり、 愚かな者の愚かは、欺くことにある。
さとき者の知恵は自分の道をわきまえることにあり、愚かな者の愚かは、欺くことにある。
知恵のある人は先を見越し、 愚か者は自分をごまかして事実を直視しません。
思慮深い人は自分の知恵によって道を見分ける。 愚か者の無知は欺く。
知恵は賢い人にするべきことを新たに教える。 浅はかな者は知っていることしか考えられないのだ。
主を恐れることは知恵のはじめである。 これを行う者はみな良き悟りを得る。 主の誉は、とこしえに、うせることはない。
どうかわたしの道を堅くして、 あなたの定めを守らせてください。
あなたのみ手はわたしを造り、 わたしを形造りました。 わたしに知恵を与えて、 あなたの戒めを学ばせてください。
あしたに、あなたのいつくしみを聞かせてください。 わたしはあなたに信頼します。 わが歩むべき道を教えてください。 わが魂はあなたを仰ぎ望みます。
悪しき者の得る報いはむなしく、 正義を播く者は確かな報いを得る。
正しい人の考えは公正である、 悪しき者の計ることは偽りである。
無知な者は愚かなことを喜び、 さとき者はまっすぐに歩む。
そのとき、あなたは、ついに正義と公正、 公平とすべての良い道を悟る。
わたしは正義の道、公正な道筋の中を歩み、
光が暗きにまさるように、知恵が愚痴にまさるのを、わたしは見た。
そもそも、知者も愚者も同様に長く覚えられるものではない。きたるべき日には皆忘れられてしまうのである。知者が愚者と同じように死ぬのは、どうしたことであろう。
「目をあげて、北の方からくる者を見よ、 あなたに賜わった群れ、 あなたの麗しい群れはどこにいるのか。
なぜなら、この世の知恵は、神の前では愚かなものだからである。「神は、知者たちをその悪知恵によって捕える」と書いてあり、
すなわち、あなたがたは、以前の生活に属する、情欲に迷って滅び行く古き人を脱ぎ捨て、
だから、愚かな者にならないで、主の御旨がなんであるかを悟りなさい。
悪人と詐欺師とは人を惑わし人に惑わされて、悪から悪へと落ちていく。
あなたがたのうちで、知恵があり物わかりのよい人は、だれであるか。その人は、知恵にかなう柔和な行いをしていることを、よい生活によって示すがよい。